主人公選びのポイント
主人公を選ぶ際のポイントとなる部分を詳しく紹介。
結構ネタバレが多いので、2周目以降の参考にするつもりで。




*メリット&デメリット*
選んだ主人公によって、仲間にすることが可能なキャラの数が変化したり、難易度が違ったりします。
ここでは、各キャラクターを主人公にした際のメリット・デメリットを紹介します。

ムーア編「双子の王子」
序盤難易度:★
終盤難易度:★★
ラストダンジョン:ザクシィード魔城
強制キャラクター:マスカレイゼ(ウォリアー)・レイシ(アーチャー)

●メリット
・スタンダードな構成
・他では入手できないアイテムが多く手に入る
●デメリット
・メインシナリオ進行のヒントが少ない

スタンダードな主人公
ムーア編は非常にオーソドックスで、難易度も低い。最初から強力なマスカレイゼが仲間になっているので進めやすいだろう。制限を受ける場所もなく、仲間にできるキャラクターは多くなっている。終盤で戦う敵が状態変化攻撃を頻繁にしてくるので、その対処が課題となるだろう。また、装備アイテムをコレクションするのに向いている主人公だ。
ムーアは、攻撃と回復を器用にこなせる万能タイプの主人公キャラクター。回復魔法を習得するので、中盤以降は進めやすいはず。


プリシス編「バルサザールの巫女」
序盤難易度:★★
終盤難易度:★★
ラストダンジョン:ザクシィード魔城
強制キャラクター:スラッツ(スライム)・ディーノ(プリースト)

●メリット
・補助魔法が万全
・戦闘中に他では得られない補助効果を受けられる
●デメリット
・序盤のボスが強い
・サブイベントのせいで、行動が制限される
・夜、酒場に入ることができない

回復・補助が万全の主人公
プリシスは攻撃手段がないので、序盤は辛いはず。しかも最初から強力な敵と戦わねばならず、挫折する人も多いのでは。酒場に入れず、アプリルのイベントを体験できない。また、レイシのイベントをスタートさせてしまうと、自由な行動が取れなくなるのも頭の痛いところ。利点としては、そのイベントを進めていけば、戦闘中に自動回復が発生し、長期戦が格段に楽になることがあげられる。
中盤に入れば、プリシスもだいぶ強くなり、回復魔法を習得するプリシスを中心に戦えばかなり楽になるはずだ。強制的に仲間になるディーノもプリーストで、回復面では心配いらない。仲間キャラクターは魔法使い系ばかりなので、強力な戦士系キャラクターを仲間にする必要あり。


チェイニー編「風の魔術師」
序盤難易度:★★
終盤難易度:★
ラストダンジョン:ドラゴンズドーム
強制キャラクター:リネッタ(ウィザード)・コープ(ドラゴン)

●メリット
・他では習得できない魔法を習得できる
・序盤から技・魔法の習得率を上げられる
●デメリット
・メインキャラクターが打たれ弱く、辛い
・終盤でパーティを抜けるキャラクターがいる

攻撃魔法を極める主人公
チェイニーの守備力が低いので、防具を買わなければ苦戦は必至。最初に試験を受けなければならず、ゲーム上の仕様や他では登場しない余分な知識などがないと、いきなり詰まってしまうだろう。
戦いに関する能力が、他の主人公に比べて低め。といっても、魔法使いの中では成長率は悪くないので、レベルを上げたり装備品でカバーすれば、あまり気にならなくなるのでは。最大のメリットは、チェイニー自身が強力な魔法を習得していくことだ。よって、魔法を積極的に使えば、終盤の難易度はかなり低い。


アマンダ編「竜王の娘」
序盤難易度:★
終盤難易度:★
ラストダンジョン:ドラゴンズドーム
強制キャラクター:オーラヴ(ドラゴン)・リベラ(サモナー)

●メリット
・主人公が確実に技を習得する
・仲間にできるキャラクターの選択幅が広い
・亜人間、魔物キャラを容易に成長させられる
●デメリット
終盤でパーティを抜けるキャラクターがいる

亜人間・魔物を育てる主人公
アマンダ編はムーア編の次にオーソドックスだと言える。ムーア編同様、行けない場所が存在せず、仲間にできるキャラクターも一番多い。また、アマンダ自身もこのシナリオにしか登場しない。6人の主人公を全員揃えられるのもアマンダ編のみ。ドラゴンを説得していくことで亜人間や魔物キャラクターの経験値を稼げるため、普段は育てにくい亜人間、使いにくい魔物などを育ててみたい人は、アマンダでプレイするのが一番効率が良いと言える。
アマンダのブレス攻撃を中心にすれば、問題なく勝てる難易度になっている。魔法使い系の仲間も多く加えられるので、チェイニー編同様、ブレスや魔法攻撃で派手に戦っていける。確実な面があるが、その代わり、ランダム技習得は堪能できない。


グイン編「野心家の傭兵」
序盤難易度:★★★
終盤難易度:★★★
ラストダンジョン:アルビエラ城地下牢
強制キャラクター:ヴェルハルト(マージナイト)・ベロニカ(プリースト)

●メリット
・資金稼ぎが簡単にできる
●デメリット
・メインシナリオ進行のヒントが少ない
・体験できるイベントが少ない
・終盤までアルビエラ城に入ることができない

資金稼ぎに適した主人公
グイン編のみ、夜からスタートする。そのまま町を一通り歩いても、誰も仲間になるキャラクターがおらず、1人で進めなければならない。仲間にできるキャラクターは全体の半数しかいないので選択幅は狭くなっている。またストーリーを進行させる糸口が見つけにくいので、攻略情報は必須といったところか。終盤までアルビエラ城に入ることができず、多くのイベントを体験できないのが最大のネック。仕事請負システムのおかげで金稼ぎが容易である。
グインは防御面に不安があるものの、二刀流が可能なため攻撃力がずば抜けて高く、強力なキャラクターだといえる。ただし強制加入のヴェルハルトの弱さが、また難易度を上げてしまう。
ストーリーが
ちょっとぶっ飛んでいるので、真面目にプレイしないことをおすすめする。


オスカル編「フィルラルド王の腹心」
序盤難易度:★
終盤難易度:★★★
ラストダンジョン:アルビエラ城地下牢
強制キャラクター:アイオリア(アーチャー)・ソフィーヌ(ウィザード)

●メリット
・メインシナリオが進めやすい
・イベントで能力値を上げられる
●デメリット
・カサルノーヴァ大聖堂に入ることができない

能力重視派の主人公
オスカルは最初から非常に強いので、序盤は楽。仲間キャラクターも多く入ってくるので、戦力は問題ないだろう。問題は中盤以降。強力な中ボス2体を倒さねばならず、いきなり難易度が上がる。また、オスカルは、カサルノーヴァ大聖堂に入ることができず、回復魔法を使うキャラを殆ど仲間にできない。回復魔法を習得できるキャラを見つけて仲間にしていかないと、終盤で確実に苦しめられることになるだろう。オスカル編の特徴は、レベルアップ以外でキャラクターを強くできるイベントがあること。そのために貧乏にならないように注意しよう。
主人公のオスカルは人間戦士系の中では最高の成長率を誇るので、戦闘はいつもオスカル中心になると思われる。能力を上げられるイベントをうまく使えばさらに強力なキャラクターになるので、その辺は進めやすい。
オスカル編のストーリーは始終暗いので、暗いストーリーが苦手な人は注意。




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